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ICL(眼内コンタクトレンズ)とは

ICL(眼内コンタクトレンズ)とは、ソフトコンタクトレンズに近い素材で作られた眼内レンズを用いた視力回復手術です。
虹彩の後方にレンズを挿入し、眼の屈折力を調整することで、近視や乱視を矯正します。
レンズは眼の内側に固定されるため、日常生活の中で外れることはなく、装用時の異物感もほとんどありません。
眼鏡やコンタクトレンズに頼らず、裸眼に近い自然な見え方が期待できます。
また、必要に応じて取り外しが可能で、近視の戻りが少ないことや、お手入れが不要な点、ドライアイの原因になりにくい点も特徴です。
角膜を削らない視力矯正方法として、近年注目されています。
ICLの適応・おすすめの方
- 強度の乱視、近視の方(近視度数-6D以上)
- 角膜が薄く削れない方
- よりクリアで安定した視界を手に入れたい方
- レーシック手術が適応外だった方
- アレルギー等の理由によりコンタクトレンズがつけられない方
ICLのメリット・デメリット
メリット
角膜を削らずに視力を矯正できる
ICLは角膜の形状を変えずに視力を補正する手術です。角膜を削る必要がないため、角膜への物理的な負担が比較的少なく、角膜が薄い方でも検討できる場合があります。
裸眼に近い、クリアな見え方が期待できる
眼の中で直接屈折を補正するため、眼鏡やコンタクトレンズに比べて、より自然で鮮明な見え方が得られやすいとされています。見え方の質を重視される方に選ばれる理由の一つです。
強い近視や乱視にも対応できる場合が多い
ICLは幅広い度数に対応できるレンズが用意されており、強度近視や乱視のある方でも適応となるケースがあります。レーシックが適応外と判断された方でも、選択肢となる場合があります。
日常的なお手入れが不要
レンズは眼の中に固定されるため、コンタクトレンズのような装用・洗浄・交換といった日常的な管理は必要ありません。日々のケアにかかる手間やストレスを減らせる点も特徴です。
必要に応じて取り外しが可能
ICLは取り外しや交換が可能なレンズを使用します。将来的に目の病気の治療が必要になった場合でも、状況に応じて対応できる点が安心材料の一つとされています。
デメリット
自由診療のため費用が高額になる
ICLは保険適用外の自由診療となるため、手術費用は全額自己負担となります。費用については事前に十分な説明を受け、納得したうえで検討することが大切です。
手術までに準備期間が必要
安全性を高めるため、事前に詳細な適応検査を行い、その結果をもとにレンズを準備します。そのため、検査から手術までに一定の期間がかかることがあります。
術後に一時的な見え方の変化が出ることがある
術後しばらくの間、光のにじみ(ハロー・グレア)などを感じる場合があります。多くは時間の経過とともに軽減しますが、個人差があるため、事前に理解しておくことが重要です。
調布眼科医院ICL手術の特徴
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ICL治療の流れ
適応検査
まず、ICL手術が可能かどうかを判断するための適応検査を行います。
視力や眼の状態を確認し、ICLが安全に挿入できるかを評価します。コンタクトレンズをご使用の方は、検査前に一定期間装用を中止していただきます。

術前検査
適応検査後、手術に向けた術前検査を行います。
視力・眼圧検査のほか、白内障や緑内障、網膜疾患の有無を確認し、角膜内皮検査や血液検査などを実施します。手術を安全に行える状態かを総合的に確認します。

手術日までの準備
レンズの準備が整い次第、手術日を決定します。
レンズの種類によっては準備に時間がかかる場合があります。感染予防のため、手術前から点眼薬の使用を開始していただきます。日常生活に大きな制限はありません。

手術当日
当日は受付後に診察を行い、点眼麻酔を使用して手術を行います。
角膜に小さな切開を加え、ICLレンズを挿入・調整します。手術時間は短く、眼への負担を抑えた方法です。術後は院内で安静にし、問題がなければご帰宅いただけます。

術後の定期検診
手術後は、翌日・1週間後・1か月後・3か月後などに定期検診を行います。
眼の状態や見え方を確認しながら経過を観察します。気になる症状がある場合は、早めにご相談ください。

費用
| 適応検査 | 5,000円(税込) |
|---|---|
| 手術費用 | ホールICL(技術代、レンズ、術後半年間の診察・検査費用・薬剤費を含みます) |
ICL 乱視なし
| 片眼 | 325,000円(税込) |
|---|---|
| 両眼 | 650,000円(税込) |
ICL 乱視あり
| 片眼 | 335,000円(税込) |
|---|---|
| 両眼 | 670,000円(税込) |
IPCL 乱視なし
| 片眼 | 270,000円(税込) |
|---|---|
| 両眼 | 540,000円(税込) |
IPCL 乱視あり
| 片眼 | 280,000円(税込) |
|---|---|
| 両眼 | 560,000円(税込) |
※遠視用ICL、-3D未満の近視用ICL、高度乱視は個人輸入となりますので追加費用が片眼で75,000円かかります。予めご了承ください。
注意点
- ICL手術は自費診療です。各種公的医療保険は適応されません。
- 両眼手術の場合は、左右同時手術となります。
- 術後3日間は洗顔・洗髪を禁止しております。特に術後1週間以内は眼を強くこすらないようお気を付けください。
- 早期に日常生活を送ることができますが、いくつか注意事項もありますので担当医師にご確認ください。
- 当院の使用するICLは国内承認されたスターサージカル(STAARSurgical )社のホールICL(EVO+およびEVO)を使用します。規格外・もしくは遠近両用のレンズの場合、個人輸入レンズをご案内いたします。
よくある質問
手術当日はぼやけることがありますが、翌日には視力の改善を実感される方が多いです。1週間から1か月ほどで見え方が安定します。当院では術後の経過を定期的に確認しています。
点眼麻酔を使用するため、強い痛みを感じることはほとんどありません。手術中は多少の圧迫感や違和感を覚えることがありますが、短時間で終了します。
すべての方が対象となるわけではありません。近視や乱視の度数、角膜や眼内の状態によって適応が異なります。まずは適応検査を行い、医師が安全に手術が可能かを判断します。
術後しばらくは、目を強くこすらないことや、医師の指示どおり点眼を行うことが大切です。洗顔や入浴、運動などについては、診察時に具体的にご説明します。
手術当日は、洗顔・洗髪・入浴は控えていただきます。
翌日以降については、目に水や刺激が入らないよう注意しながら、医師の指示に従って徐々に再開していただきます。シャワーや入浴の開始時期は、眼の状態によって異なるため、術後診察の際に具体的にご案内します。安全のため、自己判断で無理に再開しないことが大切です。
まれに炎症や眼圧の変動、光のにじみなどが起こることがあります。多くは一時的なものですが、異変を感じた場合は早めに受診していただくことが重要です。
はい。ICL以外の視力矯正方法も含め、それぞれの特徴や違いを説明したうえで、患者さんに合った選択肢をご提案します。無理に手術をすすめることはありません。
現在使用されているスター社のICLには、老視(老眼)を矯正する効果はありません。
ICL手術は、近視や乱視などの屈折異常を矯正する治療であり、加齢によるピント調節力の低下そのものを改善するものではありません。そのため、手元の見えにくさがある場合には、老眼鏡などを併用していただくことがあります。






